9月1日は防災の日。防災の日でなくても、常に防災意識は高めておきたいものです。
私は2004年の中越地震で震度6を体験しました。電気ガス水道はストップ。電柱がぐにゃぐにゃ揺れるのを見て本当に怖かったです。
当時長男が0歳ということで不便なこともたくさんありました。
買い置きしておいてよかった、というものもあります。いろんなお店で品切れになったものがあります。
当時を思い出してまとめてみました。
防災グッズあってよかったもの
防災グッズであってよかったものは、携帯の充電をするための道具です。電気が切れたので通常のコードでの充電はできません。充電できない環境ですが、心配して連絡してくる知人や家族からのメールや電話がものすごかったので、電池があっという間になくなりました。
当時使っていた携帯はガラケーです。それでも充電がなくなるほどの通信をしたので、スマホだともっと急速になくなりそうです。
車で充電できるコードを持っていたので、すぐに充電できました。電気がなく、余震も激しかったので何日か車中泊をしました。エンジンをかけながら充電を行いました。テレビもうつらずに状況がつかめない中で、カーナビのテレビがとても役立ちました。テレビを見てはじめて、大変なことになった、と自分たちが置かれている状況を把握できたのです。
水が不足しました。当時の長男、ミルクを飲んでいました。母乳が十分に出なかった私はミルクに頼らないといけませんでした。大人は食べなくても我慢できますが、子どもは我慢できません。まして、乳児でしたので水の確保は必須。
ミネラルウォーターでミルクを作ってはいけない、哺乳瓶は一回使うごとに除菌、と徹底してきましたが、そんなことは言っていられませんでした。とにかくミルクの確保が最優先。
当時、すりきって使うタイプのものと、外出用にタブレット型になっているミルクを両方買い置きしてあり、本当によかったです。
田舎だったので大型店もなく、食料はすぐに売り切れ状態。冷凍してあった食品や買い置き野菜などを使い、バーベキューコンロや七輪を使って食事を作っていました。木炭を使う人もたくさんいたため、ホームセンターの木炭も品切れでした。
防災グッズ揃えたいものリスト
携帯充電池
スマホは通常でも一日か二日程度しか電池が持ちません。非常時は回線が混雑したりで通信をたくさん行い、電池の消費がすごいです。連絡をとりあうために必要な携帯電話の電池は確保しておきたいです。
水用ポリタンク
水はとても重要。水用のポリタンクを持っていなかったので、ペットボトルや焼酎のボトルで代用していましたが、水用ポリタンクがあるとたくさん水を確保できます。これも、震災後のホームセンターであっという間に品切れとなりました。普段から確保しておきたい商品です。
携帯ラジオ、懐中電灯
震災後に自分が置かれた状況を確認するためにも、情報が必要です。ラジオがあれば持ち歩くことができます。車がある場合はカーナビから情報を得ることができます。暗くなると不安なので、懐中電灯も必ず持っておきたいです。懐中電灯は最低限の明かりで、ランタンがあれば子どもでも安心できる明るさを確保できます。
防災グッズセットで備える
防災グッズも、セットで売られているものがあります。
高額ですが、3日間分や一週間分など考えられたセットとなっています。アルファ米などの食料は期限がありますが、定期的にチェックして、実際に食べてみると非常時にも対応できます。昔は防災といえばカンパンでしたが、今ではいろいろな食べ物が売られています。
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セット内容がよく考えられています。ただし、すぐに購入できない場合もあります。
防災グッズまとめ
震災のニュースを目の当たりにしても、実際に経験していない人にとっては実感しにくいです。体験した私も、少しずつ記憶は薄れてしまっています。防災の日、震災が起こった日などをきっかけに、定期的に見直して防災グッズを備えておきたいです。
非常時は品薄となる商品もたくさんあります。スペースの確保ができるようなら、紙おむつ、トイレットペーパー、ティッシュなどの確保もしておくと安心です。
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