カブトムシに白いカビみたいのがついているけど羽化失敗なの?

カブトムシ羽化成功 生活

秋にカブトムシの幼虫を7匹入手することになり、育ててきました。7月に入り次々と羽化して土の上に出てきましたが、楽しみにしていた、蛹室(さなぎしつ)が見える状態だったものが出てきません。体は黒くなっているのですが、動く気配がないのです。

他の成虫がはい出てきてからしばらくして、土をあけてみることにしました。
羽化に失敗した?

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カブトムシの頭に白いカビのようなものが

一番期待していたさなぎが出てこないので心配でした。幼虫からさなぎになり、体が黒くなるところまでは確認済み。お尻の部分だけが見えていたので、オスかメスかの判別はできず、それがまた出てきた時の楽しみとなっていました。

ところが、他のさなぎが次々成虫になる一方でこのさなぎが動く気配がありません。全く変化がなくなってしまったのです。じっと見守る、という掟はわかっているのですが、どうしても気になってしまい、土をあけてみることにしました。

慎重に土を少しずつあけていき、蛹室まで到達。脱皮した皮が残っていました。そして、肝心のさなぎ。脱皮したので色も黒くて立派。オスでした。ただし、ツノがとても短かかったです。ペットボトルで育てていたもので、中が見えるので頻繁に動かしていました。もしかして刺激が悪かったのかもしれません。

よく見ると、頭の部分に白いカビのようなものがフワッとついていました。はしでそっとさわってみても動く気配がなし。羽化に失敗したのかなとこの白カビのことを調べてみたら、ボーベリア菌という情報にたどりつきました。

  • ボーベリア菌
  • 昆虫病原糸状菌(こんちゅうびょうげんしじょうきん)
  • カビ病
  • 白きょう病

というキーワードに行き当たったものの、はっきりとコレ!とわかる情報はありませんでした。もしかしたら動き始めるのかもしれないし、もう少し様子をみてみます。
調べた結果、人口蛹室というものを作るとよいということだったので、トイレットペーパーの芯で蛹室を作って飼育ケースに移し替えました。

カブトムシマットにできた白いカビみたいなもののせい?

梅雨の時期に入り、毎日じめじめしてきたころ、ペットボトルの飼育室に白い菌らしきものが大量発生していました。キノコ等の菌類が繁殖するのだそうです。特に害はないとのことだったので放置していましたが、もしかしてこれが原因!?

ただ、白いカビのような土よりも気になったことがあるのです。土をあけるときに、とても固かった。表面がカチカチだったのです。最後に土を変えるときに、水分を含ませすぎたのかもしれません。乾燥しすぎも幼虫にとってよくない環境ですが、湿らせすぎて土がよい状態でなかったのかもしれません。

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ペットボトル飼育室の他にも飼育ケースを3個使っていましたが、飼育ケースのほうは同じような飼育環境で羽化に成功しているので、はっきりとした原因はつかめません。

カブトムシの白いカビのようなものまとめ

白カビで疑われるもの

ボーベリア菌
昆虫病原糸状菌(こんちゅうびょうげんしじょうきん)
カビ病
白きょう病

カブトムシ羽化成功

今回、幼虫からカブトムシを育て、7匹中5匹が羽化に成功しました。オスが2、メスが3です。羽化に失敗したものは2匹ともオスでした。全部羽化成功してほしかったです。
幼虫から育てても愛着がわくので、きっと卵から育てるともっとかわいく思えるのでしょうね。幼虫の時期が気持ち悪いですが…。

そして、生き物係である母の仕事も増えるのでした。

→ カブトムシ幼虫期

→ カブトムシマットに白いものが

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