節分には豆まきをします。福は内 鬼は外という声とともにまいて一年の幸せを祈ります。
では、どうして豆まきを節分に行うのでしょう。
というところもまとめました。
豆まきの由来を簡単にまとめ
豆まきの由来について簡単にまとめると
悪い物を追い払う力があるアイテムである豆を投げて幸せな一年になるよう願う
ということです。節分とは季節の変わり目であり、一年に4回あります。最近ではそれぞれの節分に恵方巻が売られていることも。2月の節分は昔の大晦日でした。次の年がよい年になるよう、邪気を払うべく豆をまくという行事です。
なぜ豆なのか、というと、
「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」
「魔目(豆・まめ)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅」に通じ、鬼に豆をぶつける
という説があります。(Wikipediaより引用)
穀物に魔除けの効果があるとなれば米粒でもよさそうですが、大きさが小さすぎて適当ではなかったのかなと想像してみます。小豆が使われていたという話もあります。大豆で落ち着いたというのは、形も大きさもちょうどよかったのでしょうか。
豆まきの由来なぜ大豆?
では、小豆ではなく大豆を用いる理由について考えてみます。
豆まきの由来がある伝説によるものだという話がありました。
「宇多天皇の時代に、鞍馬山の鬼が出て来て都を荒らすのを、祈祷をし鬼の穴を封じて、三石三升の炒り豆(大豆)で鬼の目を打ちつぶし、災厄を逃れたという故事伝説が始まり」
(Wikipediaより)
大豆を炒って使う理由は、鬼の目である魔目をつぶすということだったのですね。このほかにも、魔目を射るという語呂合わせであるとか、まいた後、芽が出ないようにするなどという説もあります。
私が住む新潟県では落花生をまくのが主流です。幼稚園などでは、豆を投げると危険ということで新聞紙などを丸くしたものをまくということもあります。新聞紙を投げるというのは、もはや豆まきではない!?
豆まきを渡辺さんはしない?
全国にいらっしゃる渡辺さんは豆まきの必要がないそうです。渡辺さんも渡部さんも渡邊さんも渡邉さんも、どのワタナベさんでも共通なのだそう。
平安時代の大江山を拠点にしていた酒呑童子(しゅてんどうじ)。源頼光に仕え、頼光四天王の筆頭である渡辺綱(わたなべのつな)が退治した伝説から、渡辺の名前を聞いただけで鬼が恐れて逃げていくため、豆まきの必要がないのだそうです。
渡辺綱は大江山の酒呑童子退治のほか、京都の一条戻橋の上で鬼の腕を源氏の名刀「髭切りの太刀」で切り落としたことで有名です。
まとめ
春のはじめに、悪い鬼を追い払って一年の幸せを願う行事が節分です。形はいろいろ変わるかもしれませんが、由来を正しく知っておけばきちんと鬼を追い払えるはず!?
全国のわたなべさん、最強の祖先がいらっしゃるので豆まきの必要がないのですね。
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