マイコプラズマ肺炎が流行しています。症状には特徴があるので、チェックして疑わしい場合は診察することが望ましいです。我が家の娘もマイコプラズマ肺炎に感染しました。経過を最後にまとめました。
マイコプラズマ肺炎の症状の特徴
マイコプラズマ肺炎の一番の特徴は乾いた咳にあります。風邪症状があるときの咳はたんがからんだような咳が多いですが、マイコプラズマ肺炎の場合はたんがからみません。
娘の場合は、まず最初に発熱でぐったりとしました。日曜日でしかも外出時だったので疲れが出ての発熱だと判断しました。翌日は学校を休み通院し薬をもらいました。二日間熱が下がらず、咳もひどい。再度通院。周囲にマイコプラズマ肺炎の話がまだなく、とりあえず咳止めの薬で様子を見ることに。
その後学校から、マイコプラズマ肺炎の児童が出ましたと報告があり、再度通院です。レントゲン撮影をしたところ肺に白い影があり、マイコプラズマ肺炎の検査をしてみましょうということになりました。綿棒のようなものをのどにぐりぐりとやって、菌を採取して検査です。
結果は、マイコプラズマ肺炎陽性でした。妊娠検査薬のようなもので、しっかりと陽性にラインが出ていました。マイコプラズマ肺炎になると、学校は出席停止となります。熱がさがって一日後でないと登校許可がおりないとのことです。
薬も変更となり、マイコプラズマ肺炎に効果のあるものを服用開始です。
マイコプラズマ肺炎かどうかの症状チェック
マイコプラズマ肺炎の症状をチェックする基準は
乾いた咳か
周囲にマイコプラズマ肺炎感染者がいるか
ということにあります。子どもたちが通う学校でマイコプラズマ肺炎による入院者が数名いたそうです。症状がひどくなると入院となります。本人も見守る保護者もつらいので早めの対応をしたいですね。
マイコプラズマ肺炎の症状経過実録
我が子がマイコプラズマ肺炎になったときの症状の経過をまとめます。
発熱
出かける前は元気だったのですが、外出中に元気がなくなりぐったりした娘、帰宅後検温したら高い熱でした。この日は疲れたのだろうと様子観察。
熱だけなら休めばなおるかな思っていました。
夜中に起きるほどの咳
翌朝になっても熱はさがらず、38度ほど。夜中にせき込む様子があったので通院。MRやマイコプラズマ肺炎が流行しはじめたと聞いていたのですが、同じ学校にはいなかったので、検査はせずに通常の咳止めで4日間様子をみることとなりました。
日曜に発熱、月曜から水曜まで学校を休みました。水曜日に学校から、マイコプラズマ肺炎になった児童がいましたと連絡があり、検査をすることに。しかし、午後から休診。翌日の検査となりました。
木曜日の朝、検査をすることに。まずはレントゲン。白い影が認められます。ピーナッツは食べてないですよね?と質問をされました。何かの病気の指標になるのかな?我が子はピーナッツは食べていませんでした。
次に綿棒で粘液を採取して検査です。15分ほど待って検査結果が陽性と出ました。
休日診療だったので点滴ができませんとのことでした。翌日再度受診し、点滴を一本うちました。点滴の時間は40分ほど。
翌日には症状がだいぶやわらぎました。熱がさがり食欲も少し回復。のどが渇くのか水をたくさん飲んでいたのが印象的です。
熱も咳もないけど登校許可おりず!
土日を過ごし、月曜日。思ったほど元気がなく、腹痛も訴えています。とりあえず小児科へ。熱もなく咳もなかったのですが登校許可はおりませんでした!
腹痛が残っていると許可は出せないとのことでした。
帰宅後すぐに横になり寝た娘。2時間から3時間くらいは眠ったでしょうか。起きたときには全く違う様子になっていました。復活、という感じ。
よく笑うし声も出る。やっぱり、まだ休息が必要だったのだと改めて思わされました。
翌日の火曜日に無事登校許可がおり、少しだけ遅刻をして登校しました。
付き添って教室まで行ったのですが、熱烈歓迎されていた娘が少しはずかしそうにしていたのが、とてもかわいかったです。
10日間という長い期間で具合が悪かった娘、本人もつらかっただろうけど、付き添う私もせつなかったです。
まとめ
かわいた咳が出始めたら要注意です。マイコプラズマ肺炎にかかると、普通の咳止めや風邪薬ではよくなりません。疑わしいときは受診してみましょう。
人によって症状が違うらしいですが、うちはずっとぐったりしていました。
大人にも感染する病気ですので手洗いうがいマスクで対策を。
マイコプラズマ肺炎がひと段落すると、今度はインフルエンザが流行するのではとビクビクしている私です。
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