虫歯予防のために食べ物や飲み物を気を付けて、歯磨きもきちんとしているけど
虫歯になってしまうと悩む人は少なくありません。
私がそうでした。
予防歯科というところへ行くまでは、虫歯になった歯を治療してその歯が治ったら終わり。
また虫歯になったらそこだけ治す。かぶせものが取れたら治療。ということを
繰り返していました。
虫歯になりやすい体質なのだと思い込んでいました。
実は、そうではなかったのです。
食べ物や飲み物に気を付け、きちんと磨くことができれば、口の中の環境は改善されます。
予防歯科で教わったことをまとめました。
虫歯予防のために気を付けたい食べ物
虫歯になりやすい食べ物というと、甘い食べ物が思い浮かびます。
あめ、ガム、チョコ。すべてに気を付けたいところです。
しかし、食べ物も気を付けなくてはいけませんが、食べ方にも気を付けなくてはいけません。
あめなどは、食事と食事の合間に口にすることが多いです。
少しずつ口の中でとけ、いつまでも糖分がある状態となります。
糖を養分に虫歯菌が歯を溶かす酸を作り、歯を溶かします(脱灰)。
唾液の力でもとに戻ろうとする(再石灰化)のですが、
あめによって、また口の中が悪い状態にリセットされてしまいます。
そこから唾液が働き、また食事となり、戻ろうとした状態から遠ざります。
いつまでも元通りにはならず、徐々に溶けていってしまう、という
虫歯ができやすい環境となるのです。
虫歯予防のために気を付けたい飲み物
コーラは骨を溶かす、という噂が昔広まったことがあります。
骨は溶かしませんが、歯を溶かす一因となることは事実です。
コーラはジュースの中でも酸性度が高く、歯を溶かす要因となるのです。
参考ページ
子どもがコーラが大好きで、私と同じ予防歯科へ通っているのですが、最初の指導のときに
ジュースの話をしていただきました。
全く飲まないというのは理想だけど、そうではなく、回数を減らしましょうという指導でした。
好きなものを我慢するというのはストレスですが、時々飲むという変更は努力できます。
コーラだけではなく、ジュース全般に虫歯に注意です。
スポーツドリンクだと大丈夫と思われるかもしれませんが、糖分は含まれています。
いずれも、食事と同じように、だらだらと口にしない、ということが大切です。
虫歯予防に効果的な歯ブラシ
飲食の習慣を改善した後は、歯磨きの改善で虫歯予防が効果的に行えます。
毎日なんとなく磨くのではなく、磨く順番を決めます。
左下から、とか右上からとか、やりやすい磨き方でいいので
順番を決めておくと磨き忘れがなくきれいに歯磨きできます。
一番虫歯になりやすい場所は歯と歯の間。
フロス(糸ようじ)も併用することでさらにしっかり磨くことができます。
食べた後にしっかり歯磨きすることで虫歯予防へとつながります。
毛の形が平らだと歯に当たりにくいです。なでるだけになってしまう恐れがありますので、
筆型の歯ブラシを使うとよく磨くことができます。
虫歯予防で気を付ける食べ物飲み物まとめ
甘いものはもちろんのこと、食べる回数にも気を付ける。
コーラは歯のために最もよくない飲み物。
特別な日に飲むなど、日常的に飲まないようにする。
歯ブラシは歯茎の状態に合わせて固さを選ぶ。
フラットなものだと磨きにくいこともあるので、筆型の歯ブラシでフォローするなど
工夫する。
フロスを使うとさらに磨き残しが減る
予防歯科へ行ったとき、歯科医師に、これはひどい状態です、とはっきり言われました。
そんなことを言われたことがなく、ショックでした。
口の中を健康的に保てていなかったから、虫歯になっていたのです。
食事に気を付け、正しい歯磨きを勉強することによって改善されました。
歯科医師からも、よくなりましたね、とほめていただきました。
絶対、これ以上虫歯を増やしてはいけませんよ、しっかり磨きましょうと
おっしゃっていました。
自分の歯でいつまでも食事を楽しむために、虫歯予防にこれからも気を付けていきたいです。
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