汗に強い日焼け止めは落とすときに大変そう・・・。
紫外線は5月ごろから強くなり9月ころまで気を付けなくてはいけません。日焼け止めが活躍する季節です。日焼け防止の効果を比較するときに、SPFやPAという数値を見ます。
SPF サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)
シミやソバカスの原因となる紫外線B波を防ぐ目安の数値
SPF30なら、塗らないときより30倍効果を遅らせることができるという値
PA プロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)
シワやタルミの原因となる紫外線A波を防ぐ目安の数値
PA+からPA++++まであります
2015年の日焼け止めの出荷は10年前の約2倍に増えているそうです。汗をかいても落ちない、ウォータープルーフの日焼け止めもたくさんあります。でも、クレンジングしっかりしないと落ちないし面倒です。
そこで、3つの商品を比較して、どんな特徴があるのか、石鹸で落ちる日焼け止めがあるのかまとめました。
水泳しても落ちにくいコーセースポーツビューティー
コーセーから出ている日焼け止めはスポーツビューティーというブランドです。すみれさんがCMをしている、名前の通りスポーツをしていても落ちない日焼け止めです。
スプレータイプもあり、髪を紫外線から防ぐことができます。
伸びが良くてサラサラしており、塗った後もべたつかないとプロゴルファーの金田久美子さんがおっしゃっていました。
SPF50+
PA++++
という最強の数値です。石鹸で落ちるなどの記述は特にありません。クレンジングでしっかり落としましょう。
汗をかくと落ちにくい資生堂アネッサ
真木よう子さんがCMする、太陽のマークが印象的な資生堂アネッサです。
日焼け止めは汗をかくと落ちてしまいます。資生堂のアネッサは、汗を味方に、ということで汗をかくことによって紫外線を防ぐ効果が高まる日焼け止めとなっています。
開発担当者によると、汗をかいてもセットがくずれない整髪剤の技術を応用しているそうです。アクアブースターという技術です。
汗をかいた後では、紫外線をブロックする膜が2割程度強くなっているという実験結果もあります。これまでは汗をかくと落ちてしまうのが日焼け止めでしたが、まさに、汗を味方に、という日焼け止めとなっています。
SPF50+
PA++++
とコーセースポーツビューティーと同じ値です。
スプレータイプもあります。ホームページには、石鹸で落ちるとの記述があります。
子どもだって日焼け止め!花王ビオレさらさらUV のびのびキッズミルク
大人向け日焼け止めの売り上げが伸び悩む中で、外遊びを頻繁にしている子どもを対象に、子供用の日焼け止めも増えてきています。紫外線は肌によくないとの認識が広まってきている中で、子供にも対策をという親も増えてきました。
花王ビオレさらさらUV のびのびキッズミルクは、紫外線を浴びる機会が多い子どものための日焼け止めです。
日焼け止め防止効果が高いと肌への影響が心配になります。さらさらUVのびのびキッズミルクは、紫外線吸収剤をカプセルに閉じ込め、肌に直接触れないよう、子どもの肌への影響を考慮しています。汗、水、こすれに強いもっちりベール処方で強力な紫外線から長時間肌を守ってくれます。
ビオレといえば弱酸性。のびのびキッズミルクも弱酸性です。保湿成分としてワセリンが配合されているため、うるおいを守ります。
2016年2月20日に発売された商品です。
ウォータープルーフの日焼け止めなので、洗顔料やボディソープなどでしっかり洗う必要があります。
SPF50+
PA++++
- 無香料
- 無着色
- アルコールフリー
すーっとのびるミルキィタイプでサッとぬれます。肌になじみやすく白くなりません。
汗に強いウオータープルーフの日焼け止めまとめ
石鹸で落ちるウォータープルーフの日焼け止めはアネッサ
花王ビオレさらさらUV のびのびキッズミルクはボディソープや洗顔で
コーセースポーツビューティーには特に記述なし
いろいろな意見があります。
紫外線から肌を守るための日焼け止めですが、効果が強力であれば肌への負担も大きいはず。しっかり落とさないと、それもまた肌への負担が増します。
スポーツをするときなど特別なときには効果が高い日焼け止めを使い、普段は肌への負担が少ない日焼け止めを使い、こまめに塗りなおしたほうがよさそうです。落ちにくいのであって、数時間に一度は重ね塗りしないと効果は持続しません。
今回はコーセーのスポーツビューティー、資生堂のアネッサ、花王のビオレさらさらUVのびのびキッズミルクを紹介しました。特徴をおさえて、用途に合わせて日焼け止めを選び、外でも紫外線を気にせずアクティブに過ごしましょう。
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