ekワゴンのリコールが発表されています。エンジン、CVT、燃費基準達成車ステッカーについてです。
うちのekワゴンも不調だったときがあったのですが、このせいだったのでしょうか?
通勤で使っている車なので、突然動かなくなるとかは避けてほしいところです。
ekワゴン2017年1月27日リコール情報
わかりやすいところからまとめてみます。
リコールの内容については、三菱自動車がホームページで発表したものです。
燃費基準達成車ステッカー
平成28年6月21日に国土交通省へ新燃費値を届出した結果、 燃費基準達成車ステッカーの記載が新燃費値に対し不整合のものがあります。
全車両、適切な燃費基準達成車ステッカーに貼り替え、もしくは燃費基準達成車ステッカーを除去します。
昨年の燃費不正がらみのリコールだと思われます。燃費なんてもはやどうでもいいです。しっかり動いてくれたらそれでいい。
CVT
自動無段変速機(CVT)において、コントロールユニットの制御が不適切なため、 CVT内部のクラッチの結合が遅れ、発進時に駆動力が伝わらないことがあります。 そのため、坂道での発進時にブレーキペダルを放した際、一時的に車両の自重で坂道を下がるおそれがあります。
全車両、CVT ECUの制御プログラムを対策仕様に書き替えます。
ekワゴンは主人が通勤用に使っているので普段はあまり乗りません。たまに乗るだけですが、発進するときにモサッとしてるなという印象があります。でも、そういう仕様なんだろうと気になりませんでした。坂道での発進もほとんどなかったので気が付きませんでした。
新潟市我が家周辺は平野部が多くて坂ってほとんどないのです。
エンジン
① エンジンの始動装置(スターター)において、エンジン制御プログラムが不適切なため、 エンジンクランキング開始直後のシフト操作により、 スターターモーターピニオンギヤがエンジンのリングギヤに強嵌合し、その衝撃でギヤが破損することがあります。 そのため、エンジン始動時に異音が発生し、最悪の場合、エンジンが始動できなくなるおそれがあります。
② アイドリングストップ機能付き車のエンジンECUにおいて、エンジン制御プログラムが不適切なため、 触媒劣化診断が適正に実施されないことがあります。 そのため、触媒が劣化しても警告灯が点灯しないおそれがあります。
①②全車両、エンジン制御プログラムを対策仕様に書き替えます。
これ、何度読んでもよくわからなかったです^^;
とにかく、エンジンが始動しなくなる恐れがあると受け止めました。
昨年末、うちのekワゴンのエンジンが始動しないということがありました。バッテリーが弱っているのかと、バッテリー液を補充、他の車と線をつないでエンジン始動。その後すぐに自動車屋さんにみてもらったのですが、バッテリーには異常がないとのこと。
調べてもらったのですが、結局原因不明のままでした。
今回は家から出るときにエンジンがかからなかったので家族に助けてもらうことができましたが、出かけた先でエンジンの不調があったら困ります。しかも、原因不明だったので、いつ同じことが起こるかわからないという恐ろしさ。今回のリコールとは関係なさそうだし、困ります。
ekワゴンのリコール過去にどんなものがあった?
記憶が薄らいでいるのですが、過去にもリコール対象になった記憶が。調べてみました。
ekリコール平成27年11月26日発表
自動変速機のパーキング機構 (自動変速機のアウトプットシャフトを機械的に固定する機構) を作動させるパーキングコントロールレバーにおいて、溶接工程管理が不十分なため、 車両が停止する前にPレンジへシフト操作をすると、 当該レバーに過大な応力がかかり溶接部が破損することがあります。 そのため、パーキング機構が作動しなくなり、 駐車ブレーキをかけずに坂路等に駐車した場合、車両が動き出すおそれがあります。
全車両、パーキングコントロールレバーを良品に交換します。スポンサーリンク
駐車ブレーキ、サイドブレーキやフットブレーキのことです。駐車ブレーキかけずに坂道に停車することがあるのでしょうか。私怖くてできません。ミッションのほうのリコールでは、発進時に後退する恐れとのことでしたが、このときは停車している車が後退してしまう恐れがあるとのことですね。
ekワゴンで坂道へ行くときには要注意!
もちろん、きちんとリコール内容について改善されていれば大丈夫、なはず。
ekリコール平成28年8月4日発表
右側ドアのドアラッチにおいて、構成部品の製造が不適切なため、部品の精度が規格を外れているものがあり、 気温が高くなるとロック機構の動きが悪くなることがあります。 そのため、ドアが確実にロックされず、最悪の場合、運行中にドアが開くおそれがあります。
改善措置の内容 全車両、右側ドアラッチを良品と交換します。(除くスライドドアラッチ)
なお、交換用部品の準備に時間を要するため、使用者に不具合内容を通知し注意喚起のうえ、部品準備が整い次第交換します。
ドアの不具合のリコールに関しては対象の車の台数は少ないです。
製造が平成27年10月5日 ~ 平成28年2月22日の範囲で約15000台と発表されています。まだ準備は整っていないらしく、開始日は発表されていません。走行中にドアが開いてしまうなんて怖いです。乗っている人も怖いけど、近くを走っている車に乗っている人も怖い。
ekワゴンリコール平成27年9月3日発表
① 排気ガス再循環装置(EGR)のEGRクーラーおよびEGRバルブハウジングにおいて、 一部の材質が不適切なため排気ガス凝縮水により腐食し、腐食片がEGRバルブに噛み込んだり、 EGRバルブハウジングに穴あきが発生したりするものがあります。 そのため、燃焼不良となり、エンスト、再始動不能に至るおそれがあります。
② 燃料ポンプにおいて、製造時の燃料流量の管理が不適切なため、燃料流量が少ないものがあります。 また、エンジンを制御するコントロールユニット(エンジンECU)の制御プログラムが不適切なため、 燃料噴射量が過剰となることがあります。 これらに加えて、点火プラグの仕様が不適切なため、点火プラグのくすぶりが発生し、始動時間が長くなったり、 始動不能に至ったりするおそれがあります。
改善措置の内容
① 全車両、EGRクーラーを確認し、対策品に交換します。 また、全車両、EGRバルブハウジングを対策品に交換します。
② 全車両、エンジンECUのプログラムを対策品に書き替えます。 また、車両の類別により燃料ポンプおよび点火プラグの改善が必要な場合は、燃料ポンプおよび点火プラグを確認し、 燃料ポンプは良品に交換、点火プラグは仕様変更品に交換します。
うちのekワゴンをリコールで車屋に出したのは、これだったような気がします。燃費不正もあったのにリコールもか、と少しがっかりした記憶があるからです。
まとめ
まだ最初の車検も来ていない我が家のekワゴン、三年目。
エンジンの不調がありました。エアコンの効きが悪いです。走り出しはもっさりしています。燃費もいまいち。
でも、嫌いじゃないですよ。形も気に入っています。
販売した以上はしっかりと責任をもって、安全にドライバーが運転できるようにしていってほしいです。
→ ekワゴン不正の補償と返金対応は中古車も?三菱にメールで問い合わせてみた
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