長岡まつり大花火大会といえば正三尺玉。体に響くドーンという音が迫力です。
正三尺玉のほかにも、企画花火として、ジュピターにのせてあがるフェニックスが恒例となりました。
ポケモンの花火、この空の花という映画の花火、天地人など楽しめる花火がたくさん。
間をあけず次々とあがる大きな花火やスターマインは圧巻。
この記事では、音楽とともに打ちあがる花火をとりあげています。
長岡まつり大花火大会といえばフェニックス
長岡花火といえば、ジュピターにのせてあがるフェニックスが恒例となりました。
中越地震のときに、一人じゃないという歌詞に共感した人々がジュピターを聴いて励まされたというエピソードから
始まっています。
以前は終盤に打ちあがっていたのですが、フェニックスを見て帰る観客がたくさんで、道路の渋滞がひどい状態でした。
最近では、中盤、８時１５分頃に打ちあがります。
打ち上げに何千万もかかり、打ち上げが危ぶまれる状況が続きます。
フェニックスの花火を収録したDVDの売り上げや、長岡アピタなどからできる募金によって、今まで続けられてきました。
視界いっぱいに広がる花火、次々打ちあがるきれいな花火、復興への願いが
平原綾香さんのジュピターとともに心打たれます。初めて見たとき、涙が出ました。
５分間のフェニックス、見る価値ありです。
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長岡まつり大花火大会の目玉企画この空の花と天地人
二日がこの空の花、三日が天地人の花火が打ち上げとなっています。
この空の花は、長岡花火をテーマにした映画です。
天地人は長岡ゆかりの武将、直江兼次の生涯をテーマにした壮大な花火です。
どちらも８時５０分頃、花火大会の終盤に打ち上げられます。
長岡まつり大花火大会２０１６年は空を見上げてごらん
長岡まつり大花火大会を締めくくるのが、米百俵花火・尺玉１００連発。
地方の花火大会では、尺玉は大きいほうの花火で、合間にドカンと上がるものです。
長岡では惜しみなく１００連発とスケールの違いを感じます。
沢田知可子さんが、中越大震災後に制作した長岡復興応援ソング「空を見上げてごらん」
に乗せて打ち上げます。花火バージョンでは長岡少年少女合唱団と共演。
米百俵の精神を子どもたちの未来へとつなぐ、３分間の応援花火です。
長岡花火プログラムより引用
空を見上げてごらんの動画です。
２０１６年４月１５日の新潟のニュースにて、沢田知可子さんの「空を見上げてごらん」とともに花火を打ち上げるというニュースが流れていました。
米百俵の精神というのは、小林虎三郎の精神です。
北越戊辰戦争で焼け野原となり、食べ物が不足している長岡に米百俵が届くことになったが、分け与えても一人わずかにしか分けられない。それなら学校を建てようと小林虎三郎が唱えました。
目先のことにとらわれず、明日のために行動するという精神です。
長岡の教育の基礎ができ、山本五十六など多くの日本を背負う人物が輩出されました。
長岡まつり大花火大会音楽とともにあがる花火まとめ
長岡に住んでる人たちは、長岡まつり大花火大会をとても誇りに思っています。大きな花火がこれでもかとあがる花火の迫力だけで十分楽しめることができますが、長岡花火の歴史を学ぶことによって、一層深く楽しめることができます。
当日の渋滞や混雑はものすごいですが、それだけ混雑するほど人が集まるということは行きたいと思う人がたくさんいるということ。
日本有数の花火大会だということです。
遠方からはなかなか行くのも難しいかもしれません。
この空の花や、フェニックスのDVDをみて、長岡の花火のすばらしさにふれていただけたらと思います。
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